高圧処理の活用事例

医療分野への利用

ウイルスの失活

300MPa以上の圧力処理によるウイルスの失活が確認されています。

  • ヒトヘルペスウイルス(HSV-1)

    【出典】中上辰芳他高圧バイオサイエンス、さんえい出版(1994)、p166

  • ヒト免疫不全症ウイルス(HIV-1)

    【出典】重久保他、高圧生物科学と高圧技術、さんえい出版(1997)、p46

高圧下での不凍水域の利用

温度を10℃低下させると、細胞のエネルギー代謝は半分になると言われています。高圧下では0℃以下でも水が凍結しない領域(不凍水域)があり、この領域の利用により、組織に障害を与える凍結・融解過程を経ずに細胞を長期保存することが可能ではないかと考えられています。

  • ヒト赤血球の溶血に対する高圧処理の影響

    国立感染症研究所岡田義昭先生との共同研究

    赤血球は200MPa以下の圧力処理では殆ど影響を受けないことが分かっています。